三条信用金庫(西潟精一理事長・新潟県三条市)は、店舗の老朽化で新築していた店舗が完成。4日、現地で竣工式を行い、週明けの11日にリニューアルオープンする。
燕支店は1959年9月にオープンし、10年後の69年に現在の本町2地内、燕駅前通りに移転した。それから同じ建物で52年間、営業を続けてきたが、老朽化が著しく、ことし4月から現地で新築工事に着手。工事中は近くに仮店舗を設置して営業を続けた。
竣工式には、三条信用金庫の西潟理事長や役員をはじめ、燕さんしん会の田野隆夫理事長や建築にかかわった小林設計事務所の小林恒夫代表取締役会長や水倉組の水倉直人代表取締役社長など16人が出席した。
戸隠神社の渡辺禰宜が竣工祭を行って清祓や玉串奉納などのあと、竣工の礼で三条信用金庫から水倉組と小林設計事務所にお礼の品などを贈呈と、西潟理事長があいさつした。
今回のリニューアルについて西潟理事長は、広いロビーや開放感ある相談コーナーの新設、全面バリアフリー、さらにこれまで店舗の裏の駐車場と表を行き来するには店舗内を通らなくてはいけなかったところを店舗わきに歩道を設置して行き来できるようにしたことなどを説明。「これからも地域の皆さまの役に立てるようにしたい」と述べた。
燕支店は、少しずつ備品等を設置し、仮設店舗の営業を終了。週末の土、日曜に引越し作業を行い、週明けの11日(月)午前9時にテープカットを行う。10人体制で営業し、現在の仮設店舗は13日までに撤去する。