新潟県燕市のPR大使で燕市出身のフルート奏者“笛人”こと本宮宏美さんが7日、鈴木力燕市長を訪問し、ことしのふるさとコンサート2021の開催についての報告した。に所属事務所のオトノハコ笠原厚浩さんと一緒に鈴木力燕市長を表敬訪問した。
本宮さんはことしでCDデビュー10周年。昨年から新型コロナウイルス感染症の影響でコンサートがイベントの中止、延期が相次いで活動が制限されるなかでオリジナルアルバムの制作を進めた。11月にフルートとギター、ベースの編成のアルバム発売を予定している。
12月11日にはレコ発ライブも兼ねて12月11日に燕市文化会館で「笛人本宮宏実ふるさとコンサート2021」を開く。毎年恒例にしているホールコンサートで、昨年は完全オンラインで開き、ことしは定員を収容人数の半分の300人に減らしてリアルで開く。
本宮さんは所属事務所のオトノハコの笠原厚浩社長とともに鈴木力燕市長を表敬訪問。コンサートについて本宮さんは「燕市の方々のおかげで10年間ここまでやってこれた。今回は皆さんへの感謝を伝える会にしたい」と述べ、燕市PR大使に任命してくれた鈴木市長に感謝を伝えた。
コロナ禍の影響でコンサートが減り、イベントはキャンセルなどで9割減になったと話した。かなり厳しかったと感じる一方で、時間に余裕ができて今までしてこなかったオリジナル曲を譜面化した。それにより米国の教会の人が本宮さんの曲を演奏したようすを動画にしたり、アパラチア山脈で本宮さんの代表曲「息吹」をオカリナで吹く動画をアップした人も。活動の広がりや新たなことにチャレンジできたと言う。
ことし2月にニュージーランドのインストアルバム部門で「たなごころ」が6位にランクインしたり、楽曲もテレビ番組の「チコちゃんに叱られる!」や「ヒルナンデス!」、「プレバト!!」など人気番組で使われて広がりも見えるなど10年間の活動について振り返った。
また、燕市のLINEを使った情報発信について便利でいつも利用していると言い、燕市PR大使として市を応援するメッセージを送った。あわせて、その利便性の高さからふるさとコンサートの情報やチケット販売情報をLINEで発信を鈴木市長に願いし、市長もこれに対して協力すると二つ返事でこたえた。チケットは10月26日に燕市文化センターなどで前売り3500円で販売開始する。