14日、新潟県三条市で道路に包丁を持った男性がいるとの通報で三条署をはじめ県警で捜索したが、道路工事の関係者を見誤ったものとわかった。
午後0時20分ごろ、三条市石上1地内の国道289号線、通称第二産業道路上で包丁を持った男性を目撃したと三条署に通報があった。
その後、三条市の防災無線を聞いた人から包丁を持った男性と思われる人を見かけたと連絡があり、その人からドライブレコーダーに記録された男性を最初に通報した人から確認してもらったところ、同一人物と確認された。
その男性は、国道289号の交差点で行われている道路工事の関係者。手に道具を持って道路のアスファルトの点検作業を行っており、そのようすが包丁を持っていると見誤ったことがわかった。
通報の直後から目撃現場にはパトカーが集結し、空からヘリコプターによる捜査も行われて騒然としたが、結果的に誤報だったのは幸いだった。