新潟県燕市の美術界の祭典、第16回燕市美術展覧会(市展)が15日(金)から18日(月)まで燕市吉田産業会館で開かれる。
ことしは日本画、洋画、彫刻・工芸、書道、写真の5部門に104人から114点の応募があった。年々、応募が減っており、昨年の115人の130点から11人(9.6%)、16点(12.3%)減り、ことしも歯止めがかからなかった。
内訳 | 日本画 | 洋画 | 工芸・彫刻 | 書道 | 写真 | 合計 |
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応募者数 | 20(20) | 16(13) | 17(31) | 28(27) | 23(24) | 104(115) |
応募点数 | 21(21) | 17(13) | 20(37) | 28(29) | 28(30) | 114(130) |
入選、入賞点数 | 21(21) | 17(13) | 20(37) | 28(29) | 23(24) | 109(124) |
燕市美術協会会員出品数 | 10(10) | 12(13) | 13(13) | 18(18) | 12(12) | 65(66) |
作品は審査の結果、最高賞の市展賞をはじめ109人の124点を入選入賞として展示。さらに燕市美術協会会員出品の65人の66点と合わせて174人の190点を展示する。
また、部門ごとに市展賞に次ぐ新潟日報美術振興賞が設定されているが、応募者が20人以上が対象とされているため、20人未満の洋画と工芸・彫刻の2部門は対象にならなかった。
開場は午前9時から午後6時まで、最終日は午後3時。16日と17日は部門ごとに審査員による作品解説会が開かれる。17日午後4時から吉田産業会館で授賞式。会場では図録が100円で販売される。作品解説会の日程は次の通り
■作品解説会
【日本画】田中百合子 10月16日(土)13時
【洋画】近藤充 10月17日(日)10時
【工芸・彫刻】五十嵐まさみ 10月16日(土)11時
【書道】朝平霞山 10月17日(日)11時
【写真】中原一磨 10月16日(土)14時