アウトドアブランドのスノーピーク(山井梨沙社長・新潟県三条市)は16日(土)、17日(日)の2日間、全国の店舗で恒例の感謝祭「雪峰祭(せっぽうさい)2021秋」を開いており、本社を置く三条市のHEADQUARTERSでは、新型コロナウイルスの第5波が収束したおかげでほぼフルスペックの雪峰祭がかえってきた。
今回の雪峰祭は感染防止対応で、オンラインで楽しめるコンテンツを数多く用意。雪峰祭限定アイテムを購入できるのはもちろん、2日間だけの特別なセールや、全国の拠点をバーチャルで見学できるライブ配信、 おうちで作れるワークショップなどを展開する。
春と秋の年2回開いているユーザーへの感謝祭。その中心となるHEADQUARTERSでは、これまで新型コロナウイルス感染が拡大している間は、来場者を県内に限定し、飲食の提供やワークショップ、イベントなどを中止し、大きく形を変えた雪峰祭を行ってきた。
しかし、今回は第5波が収束して移動制限もなくなった。マスクの着用やパーティションの設置など必要な感染防止対策を行ったなかで、ほぼ新型コロナウイルスが流行する以前の形で行っている。
16日のHEADQUARTERSは秋晴れに恵まれて来場者も明らかにこれまでもより多く、感染流行前の雪峰祭の雰囲気に戻ってにぎわっている。また、スノーピークと「服から服へ。テントから服へ」という独自のサイクルを構築を共同開発している日本環境設計が映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場するタイムマシン「デロリアン」を展示して人気を集めている。