新潟県加茂市の加茂商工会議所は23(土)、24(日)の2日間、加茂市産業センターで加茂オリジナル推奨品販売イベント「小京都・加茂のタカラモノ。」を開いており、新型コロナウイルス感染拡大に伴う自粛でイベントに飢えていることもあるのか、初日23日はたくさんの市民が来場して大にぎわいだった。
加茂商工会議所は3年前に加茂オリジナル認定制度を創設して、加茂らしさやオリジナル性のある商品を加茂オリジナル推奨品に認定。さらに推奨品のPRをと昨年、初めて試験的に加茂オリジナル推奨品販売イベントを開き、ことしが2年目となった。
これまで推奨品に認定した35事業所の68点のうち、20事業所が推奨品などを展示販売。さらに加茂市のとなりの田上町から「道の駅 たがみ」、見附市から見附市観光物産協会も出展している。
初日23日は主に市内店舗のテイクアウトメニュー、31品を800円か1,300円で販売した。これが大人気で、昨年は約200食しか用意しなかったため、あっと言う間に完売したのを教訓に、ことしは1,000食を用意した。それでも2階の販売会場からその外に延びた順番待ちの行列は3階にまで延び、100メートルも続いていると思うほどの大行列となった。
「加茂商工会議所だより」に1品につき300円の割引券を印刷して配布したのも人気を呼んだようだ。昨年もテイクアウトメニューは行列ができる人気だったが、推奨品の販売にあまり客が流れなかった。しかし今回は推奨品販売もにぎわい、集客に成功していた。
テイクアウトメニューは23日だけで、24日はない。24日も午前10時から午後4時まで開く。誰でも無料で入場できる。