衆院選新潟4区に立候補した前三条市長で新人の自民・国定勇人氏(49)は小差で前職の立民・菊田真紀子氏(52)に敗れたものの比例復活を果たし、選挙戦と変わらず「この地に尽くすの思いをもち続ける」と支持者に誓った。
菊田氏の当選確実が伝えられると国定陣営は菊田氏の夫に黙とうをささげてからあいさつを行った。選対本部長の佐藤純県議は「誠に残念な結果」だが、「彼の負けではない。きょうから政治家、国定勇人、国政へ歩みを始める。今、比例で当確が決まりました」に会場を割れんばかりの拍手が響いた。
さらに佐藤県議は「彼の負けではない。私、選対本部長のすべては責任。本来はこの場でそれに本当の意味での勝利をささげげてあげたかった。しかし、やはり山は高かった」と前職の強みを指摘した。
国定氏について「まだまだ市長14年もやって、とっぽかった。生意気だったが、その彼が7万軒、自分ではいつくばって回った」、「これから我々がこの結果を財産にし、後ろ向きになることなく、前に進もうではないか。そして、国定勇人を国政に堂々と送ろう」とエールを送った。
国定氏は律子夫人とも繰り返し深々と頭を下げて支持者にわび、感謝の気持ちを表した。国定氏は、事実上、1年間に及ぶ選挙戦だったがが「結果として小選挙区で議席を得ることができなかった。ひとえにすて私の力不足」と頭を下げつつ、比例に送り出してもえると支援に感謝した。
「結果は民意のあらわれだから、これは粛々と受け入れていかなければならない。まだすべての整理が自分の気持ちのなかでついてるわけでないが、それでも明日からは衆議院議員として、この地に尽くす、この地に尽くす。この思いを変わらず持ち続けながら、しっかりと仕事をする形で皆さまがたに貢献をしてまいりたい」。
「そして、かなうことなら次の選挙で必ず雪辱を果たし、さらに、この地のために尽くす、この地に尽くす。そのことをさらに強く掲げながら、新潟4区の発展のため新潟の発展のため頑張っていく所存」と誓った。