新型コロナウイルス感染症の第5波が収束し、ようやく1年ぶりに三条マルシェが帰ってくる。11月3日(水・祝)午前10時から午後3時まで新潟県三条市本町2、真宗大谷派「三条別院」で1年ぶりの三条マルシェが開かれる。
三条別院の境内と同朋会館に飲食の販売をはじめ雑貨、日用品などを販売する46店が出店する。ほかにも自衛隊特殊車両の展示と記念撮影、地元の田村厚さんによるフリースタイルフットボールの実演、オリジナル番組「オール・マルシェ・サンジョー」のラジオ放送。
20点余りの応募があった来年の三条マルシェに採用するポスターデザインのコンテスト結果発表、三条マルシェのYouTubeちゃんねる「マルシェちゃんねる」の動画上映なども行われる。
三条マルシェは、三条市の中心市街地で歩行者天国にした道路などを会場に2010年から開かれている青空市。近年は年7回のペースで開かれてきた。
にぎわいの創出も目的なので来場者が数万人にものぼることがある。そのため新型コロナウイルスの感染が拡大している間は開催できなかった。今回は昨年11月に三条パール金属スタジアムで開いて以来1年ぶりとなる。
とはいえ感染拡大以前と同じ形ではない。三条別院を会場にしたのは入り口を正面だけにして来場者をコントロールしやすいから。受け付けでQRカードを交付し、同時に会場にいる人を300人から400人ていどに制限するとともに、同朋会館の入り口にもQRコードのリーダーを設置して入退館時にQRコードを読み取り、万が一、感染が発生した場合に同じ時間に同じエリアにいた人を特定するのに役立てる。
また、感染防止のためシャトルバスは運行しない。駐車場は有料のパルム立体駐車場や本町パーキング、無料のJAにいがた南蒲三条支店や三条鍛冶道場が利用できる。