5日から8日まで真宗大谷派三条別院(新潟県三条市本町2)で行われている宗祖親鸞(しんらん)の祥月命日に向けた法要「報恩講」、通称「お取り越し」にあわせて5、6日の2日間、参道の本寺小路では2年ぶりに露店が並んでいる。
昨年は新型コロナウイルス感染防止のため、露店の出店は中止になり、2年ぶりの出店。2年前の16店より2店減って14店が車両通行止めにした本寺小路と境内に転々と並んでいる。
露店は、新発田市が発祥と言われるいちばん人気のポッポ焼きをはじめ、たこ焼き、焼きそば、焼き鳥、くじ引きなど。
日中は昼前に強い雨が降ったが、それ以外は晴れていることが多く、穏やかな夜に。昨年からコロナ禍で軒並み露店が中止になっていただけに心待ちにしていたのか、人出も多く、露店の買い物とあわせて本寺小路の突き当たりの扉を開放した三条別院本堂で参拝していた。
6日の天気予報は晴れで、さらに多くの人出でにぎわいそうだ。露店は午後10時まで。