竹田恒泰さんの「日本人としての自覚と誇り」に胸熱く (2021.11.5)

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新潟県燕三条地域の燕三条青年会議所(川上勇太理事長)は3日、燕三条地場産業振興センターで竹田恒泰講演会「日本人としての自覚と誇り」を開き、定員いっぱいの700人が聴講した。

講演する竹田さん
講演する竹田さん

講師の竹田さんは1975年に旧皇族の竹田家に生まれ、明治天皇の玄孫(やしゃご)にあたる。慶應大学法学部法律学科を卒業。著書は数多く、全国17カ所で開催している「竹田研究会」を含め年間200本以上の講演を行っている。評論家としてテレビ出演でもおなじみだ。

竹田さんは新型コロナウイルスの感染拡大から話を始めた。疫病のときにできた文化や習慣があり、五輪は疫病がきっかけで始まり、日本の歴史でも奈良の大仏や伊勢神宮の造営、平安京遷都も疫病を納めるのが目的だったと話した。

「日本の可能性を時間の限り話したい」と自然、経済力、精神性、歴史4つの視点から日本が世界のなかでいかに優れた国なのかを説いた。

講演する竹田さん

自然では、日本は食べ物に恵まれ、海に囲まれていることで侵略から守られている。経済ではこれほど経済大国であり続けている国は世界でもほかに例がなく、世界193カ国とCDPで比較すると新潟県が独立国なら65位、三条市は158位、燕市は161位になり、「国家相当」と評した。

精神性はものづくりによく現れていて、教育勅語にも書かれてあり、儒教の焼き直しではない。歴史は日本人はみんな家族で日本列島は家であり、すべての日本人は天皇の血を受け継いでいる。

パールハーバーを例に「複数の航空母艦を運用できたのは日本軍だけだった」などと日本軍のレベルの高さを強調。マッカーサーをたずねた天皇は戦争のすべての責任は自身にあるので、自身だけを処刑してほしいと求めたことなどを話した。

講演する竹田さん

また、精神性のなかでは「燕三条は日本のものづくりの基礎を支える大事な地域」。日本の特攻攻撃に関連して、「家族を守るためだったら死ねる。天皇のために、お国のために死ぬ人はいない。自分の命を失っても守りたいものなんて、この世の中にそうそうあるものではない」。

最後は「これから日本経済、日本文化がますます高みに向かっていく可能性はいくらでもある。きょうは少しでも皆さんに元気をもっていただきたいと思い、日本人として生まれたことの意味合いは何だろうが、それを将来にどうつなげていけるのだろうか、私たちはどこから来て、そしてどこへ向かっていくのか。そういうことを考える。ひとつのきっかけにしていただけたらありがたい」と期待した。

竹田さんは抑揚の大きな話し方でユーモアをまじえ、ときに誇張した表現で笑わせた。来場者は熱心に聴き入り、日本を誇らしさを感じられるエピソードに感動し、目を潤ませる人もいた。

協同組合新潟県異業種交流センター県央支部の補助を受けて毎年のように開いている講演会。新型コロナウイルスの感染防止のため昨年はライブ配信したが、今回は感染が落ち着いてきたこともあり、会場を借りてリアルで開く。聴講は無料で感染防止のため会場の収容人数は1500人のところ半分の以下の定員700人に制限して開いた。


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