冬の始まり「立冬」だった7日の新潟県三条市は終日、秋晴れで10月下旬並みの18.7度まで気温が上がる小春日和だった。
最低気温は明け方の6.8度。日中は快晴が続き、強い日差しで冬の始まりとは思えない穏やかな陽気となった。
県内各地で紅葉がピークを迎えている。全国に知られる紅葉の名所、新潟県弥彦村の弥彦公園はことしいちばんと思われるほどの人出でにぎわった。
周辺道路は大渋滞し、数時間も渋滞にはまる人も。弥彦神社の拝殿前にも参拝者の長い行列ができ、コロナ禍を忘れさせてくれるようだった。
ただ日本よりもはるかに感染者の多い欧米では、屋外ではマスクを着用しないの当たり前になっている所も多いが、国内では依然としてマスク着用が当たり前で、弥彦の行楽客もほぼ例外なくマスクを着けて秋の風情を楽しんでいた。