新潟県警燕署は11日、全国防犯協会連合会防犯功労者表彰の防犯栄誉銀章を受けた燕市水道町1自治会長の早川賛治さん(74)に表彰を伝達した。
渡辺将署長から早川さんに警察庁長官と全国防犯協会連合会の連名の表彰状と銀章を手渡した。この表彰は長年にわたり地域安全活動に尽力し、安全で安心なまちづくりに大きな功労があった人を表彰するもので、今年度は銀章は県内では早川さんを含め2人、全国では1,881人が受章した。早川さんは先に銅章を受けている。
早川さんは1997年に防犯自治委員、2004年に自治会長に就く一方、県の薬物乱用防止指導員の委嘱を受けて約20年になるなど、地域で多方面に活躍、貢献している。
防犯パトロールや防犯マップの作成、防犯に効果があるとされるブルーライトの設置推進にも取り組んだ。今回の表彰には「自分がいろんな考えを出して皆さんから協力していただいたからもらえた。こういう風にやってもらっていることを見てもらって、次の皆さんが自分のようにボランティアをやっていけるかなと思っている」と話した。
渡辺署長は「長年にわたる活動に本当に頭が下がる。若い人の指導を含め地域の見守りをお願いしたい」とますますの活躍に期待した。