新潟県三条市は11日、市内の50代男性が弥彦村・サンビレッジ弥彦で行われた新型コロナウイルスワクチンの職域接種と三条市内での個別接種で計4回、ワクチン接種したと発表した。
男性は7月8日と8月5日にサンビレッジ弥彦でモデルナ製ワクチンの職域接種を受け、9月29日と10月20日に三条市内の医療機関でファイザー製のワクチンの個別接種を受けた。
三条市が市外での職域接種記録をシステムに登録するときに、この男性が4回、ワクチンを接種していることがわかった。職域接種は接種券がなくても受けることができ、男性は接種券が届かないうちに職域接種を受け、その後に接種券が届いた。
男性に4回、接種した理由を確認すると、職域接種後に市から接種券が届いたため、市が行う接種も必要と考えて接種を受けたと話している。
ワクチン接種は受け付けで提出する予診票にワクチン接種が初めてかどうかを確認する項目があるが、男性はワクチンの種類が違ったこともあり、初めてと申告していた。
男性は、とくに体調の変化はなく、体調などに問題があったらすぐに市に相談するように伝えた。三条市では2日にも50代男性が個別接種と三条商工会議所の職域接種で計4回のワクチン接種を受けたことがわかっている。