新潟県燕市に現れたシカがその後、死体で見つかったが、読者からの情報によると、シカは8日に車とぶつかって死んだことがわかった。
シカは10月30日に燕市蔵関地内などで目撃された。分水地区に向かったところまで関係者が確認したが、その後は行方がわからなくなっていた。11月9日に燕市分水地区、国上地内の大河津分水路右岸側、県道159号分水寺泊線の渡部橋-野積橋間で、死体で見つかった。
読者によると死体が見つかった前日の8日、午後7時前に読者の友人が帰宅途中に反対車線の軽自動車がシカとぶつかるのに遭遇した。
シカとぶつかった衝撃で軽自動車はボンネットがめくれ、友人が燕署に連絡した。読者は友人からその連絡を受け、現場へ写真を撮りに行った。
また、読者によると、少し前にも長岡市・大河津小学校の近くでシカが死んでいたと言い、燕市にシカが現れたのは初めてだったが、いつ燕市までシカが行動範囲を広げてもおかしくない状況だったようだ。
いずれにしろシカとぶつかった車が反対車線の車とぶつかるなどしたら、もっと大きな事故になった可能性があり、車が破損しただけですんだのは不幸中の幸いだったかもしれない。