東京五輪・陸上に出場の飯塚選手と金井選手が全中女子200m優勝の燕市の秋澤理沙さんと歓談 (2021.11.27)

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27日に新潟県燕市で行われる燕キャプテンミーティングとミズノビクトリークリニックで講師を務める2020東京五輪に出場したミズノトラッククラブ所属の飯塚翔太選手(30)と金井大旺選手(26)が前日26日に来燕。鈴木力市長を表敬訪問するとともに、全中女子200mで優勝して日本一になった燕市立吉田中学校2年秋澤理沙さんと会って質問に答えた。

左から金井大旺選手、秋澤理沙さん、飯塚翔太選手
左から金井大旺選手、秋澤理沙さん、飯塚翔太選手

飯塚選手は2012年のロンドン五輪の200mと400m、16年のリオ五輪の4×100mリレーに出場し、東京五輪では男子200m予選に出場した。金井選手は今回の東京五輪が初めての五輪出場で、110mハードルで準決勝に進んでおり、それぞれ鈴木市長に結果を報告した。

すでに何度も来燕している飯塚選手は、東京五輪の選手村に採用された燕市産のカトラリーを絶賛。「はしを使えばいいものをあえてフォークとナイフを使うぐらい愛用して使わせてもらっている」と鈴木市長を喜ばせ、「今回の五輪は個人的な目標には届かなかったが、引き続きパリ五輪に向けて頑張っていきながら、こういった形で中学生や小学生に対しての刺激を与えながら自分も頑張っていきたい」と話した。

ペティナイフのプレゼントに感激する飯塚選手
ペティナイフのプレゼントに感激する飯塚選手

金井選手は、東京五輪は決勝進出の目標はかなわなかったが、「自分のなかではすごく悔いなく終えた。今回で引退して来春から歯科医師になるため先週、大学に合格して大学生として歯科医を目指すことになるが、それと並行して指導もやっていきたい」と話した。

鈴木市長から名前を名入れした燕市産のペティナイフをプレゼントすると、すっかり燕製品のファンになっている飯塚選手は「すごい。毎日、使います」と目を輝かせて大喜びした。

秋澤さんのけがをしているときのトレーニング方法の質問にを身ぶり手ぶりでアドバイスする飯塚選手
秋澤さんのけがをしているときのトレーニング方法の質問にを身ぶり手ぶりでアドバイスする飯塚選手

その後、秋澤さんと面会。秋澤さんはことしの全国中学校体育大会の女子200mで優勝。その予選では、北信越中学新記録で1位の24秒62を記録している。過去3度、燕市で行われたミズノビクトリークリニックで飯塚選手の指導を受けており、飯塚選手にとっても教え子が全国一に輝いた朗報だ。

秋澤さんが全中優勝を鈴木市長に報告したときに、鈴木市長は秋澤さんが飯塚選手と話す時間を設けると話しており、その約束を果たした。

東京五輪の選手村の食堂で採用された燕産のカトラリーを囲んで
東京五輪の選手村の食堂で採用された燕産のカトラリーを囲んで

飯塚選手はそのタイムに「そんなに速かったんだ!」と驚いた。秋澤さんは両選手に大会前のルーティンや足の親指を疲労骨折していることからけがをしたときの乗り越え方を質問した。

金井選手は「走り以外のやれることを見つけ、自分が復帰したときに自分がけがした前よりも、けがしたあとの方が速くなると自分に言い聞かせて走り以外の練習をずっとやってた」。

秋澤さんの母、絵理さん(いちばん右)も一緒に記念撮影
秋澤さんの母、絵理さん(いちばん右)も一緒に記念撮影

飯塚選手も同調して「いいことの前には悪いことが起こりやすいっていうサイクルがある」、「けがをするとチャンスの前兆だというとらえ方をする人は多い」とけがを悲観せずにプラスに考えるようアドバイスした。

あこがれの選手を前に部屋に入るのももじもじし、なかなか選手と目を合わせることもできなかった秋澤さん。「有名選手と話ができてとてもいい経験になった」、「けがをしててもいろいろ筋トレとかできることはあるので、それをしっかりやっていきたい」と話した。


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