3日(金)から5日(日)までの3日間、道の駅 燕三条地場産センター(新潟県三条市須頃1)で年末恒例の「燕三条じばさん感謝祭2021」が開かれており、3日スタートした北海道味覚市&うまいもの市は、好天にも恵まれて大勢の来場でにぎわった。
北海道味覚市には、14事業所が30小間に出店。地元では手に入らない北海道の海産物やおたるラーメン、雲丹醤油、ハタハタ飯寿司、ちきんと野菜のスープカレーなどがぎっしり。10枚1,080円のするめは初日早々に3日分を売り切って完売の大人気だった。
うまいもの市は地元や県外も含む20事業所が35小間に出店。菓子やカレー、三条の車麩、燕市旧吉田の鶏のレモンあえなどが腹を満たしてくれる。
さらに全国地場産センター展には15センターが20小間に出店し、今治のタオル、愛媛のみかんジュース、大鹿村の山塩ようかんをはじめ、全国各地の特産品が一堂にそろっている。
3日から今回初めてANAが出店。ANAの子ども制服を着て写真撮影ができるコーナーがあり、ANA飛行機グッズの機内で使われている食器やノベルティのゴムバンドなどが入ったお楽しみ袋を500円と1,000円の2種類、販売している。お楽しみ袋が人気で、4、5日の販売分も確保してあるが、3日の販売分は完売した。
ANAが空の旅なら海の旅は佐渡汽船商事が出店。佐渡ミニ物産展として佐渡土産の販売のほか、新日本海フェリーのオリジナルグッズの販売、北海道観光などの船旅プランの案内などを行っている。
遅れて4、5日のイベントのメーンは、燕三条メーカーによる直販で、13社が18小間に出店。茶器、米びつ、エヴァンゲリオンとガンダムの工具、アウトドアグッズ、髪はさみ、砥石(といし)、アルカリ洗浄水などを販売する。
さらに道の駅コーナーには、富山県の「福光」、新潟県の「阿賀の里」、「漢学の郷しただ」、「国上」、「たがみ」、「庭園の郷保内」、「良寛の里わしま」と、燕三条地域を中心とした全7駅が集結。各駅の特産品を販売する。
匠の技の実演で、おなじみの三条鍛冶職人による「包丁研ぎ」(1人2丁まで、各日限定500丁)、三条木工職人による「まな板削り」(各日限定50枚)を受け付ける。
ワークショップで「銅板を叩いて小皿づくり」、(体験料1,000円)、「チタンストリーに色付け」(700円)、「スプーン磨き」(300円)のものづくりを体験できる。
また、午前11時からと午後2時からの2回、参加無料の鉋(かんな)削りコンテストもあり、薄く削れた人に賞品を贈り、参加者には削ったヒノキをプレゼントする。
4、5日の2日間は先着100人に午前9時半から楽ちんプレートのプレゼント、10時からふるまい鍋もつ煮、午後2時半から蛇口からみかんジュースのサービスを用意している。
昨年も新型コロナウイルスの感染防止に配慮しながら開催し、約1万2千人の来場者を集めており、ことしも大勢の来場に期待している。4日は午前9時半から午後5時まで、5日は午前9時半から午後4時まで開場、入場無料。