新潟県燕市のPR大使で燕市出身のフルート奏者、“笛人”こと本宮宏美さん(37)の2年ぶりとなる「ふるさとコンサート」が11日、燕市文化会館で開かれた。
ことしはCDデビューから10周年。毎年恒例のふるさと燕市でのホールコンサートで、昨年は新型コロナウイルス感染防止のため中止したので、2年ぶりの開催となった。
11月26日リリースの最新アルバム「Flute」のレコ発も記念。その収録曲をはじめ、これまでの発表曲からカバー曲のクリスマスソングなど約2時間でアンコールを含め実を20曲を演奏した。
アコースティックギターとベースのシンプルなトリオの編成から、ピアノ、バイオリン、チェロ、パーカッションもまじえた9人の大編成まで、多彩なサウンドのなかで本宮さんのフルートの音色が響いた。
感染防止のため来場者を定員の半分の320人に制限し、チケットは完売。これまで感染防止でコンサートも大きく制限されてきた。来場者の多くがこれまでも本宮さんの演奏にふれており、懐かしむように演奏に聴き入っていた。