翻意したことで逆に出馬に踏ん切り (2021.12.17)

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新潟県燕市の市議、堀勝重氏(59)は17日、燕市役所で記者会見して県議補選燕市・西蒲選挙区(定数1)に無所属で出馬することを表明した。県議補選には県議を辞職して10月の衆院選に立候補し、落選した国民民主党の高倉栄氏(50)が先に立候補を表明している。

左から中山市議、堀氏、山崎市議
左から中山市議、堀氏、山崎市議

会見には同じ会派「新風みらい」に所属する中山真二市議と山崎雅男市議も同席した。堀氏は出馬を決めた理由について、地元の新潟県に関する課題を直接、解決に向けて働きたい、さらに鈴木力市長が4期目に向けて市長選出馬を表明したことから自身も県とのパイプ役になりたいという気持ちが高まってきたことの2つをあげた。

出馬に至る経緯について、11月の後半に同じ会派の市議に出馬を考えていることを話した。しかし、2、3日たってやっぱり無理だと思い、出馬の話は止めるよう伝えたが、そのことで「余計もやもやした」と逆に出馬したい気持ちが高まった。

12月5日に会長、顧問、責任者に出馬の意向を話すと、気持ちにも整理がついてすっきりした。7日に後援会の6自治会の代表者や幹事、事務局、選挙本部長らをまじえて思いを話し、満場一致で同意を得た。14日に全役員30人ほどが出席した席で、補選で勝ち、桜井さんとともに取り組むと話して了承を得た。1日でも早く出馬表明をした方がいいという声が多く、この日になって急きょ、出馬表明を行った。

堀氏
堀氏

市議は来年3月31日に辞職する。来年10月には燕市議選が控えている。燕市長選の告示が4月3日で、告示の10日前に市議会に欠員のある場合は補選を行わなければならないため、補選を回避するため県議選までに残り2カ月ほどしかないが3月31日に決めた。

同じ選挙区の桜井甚一県議については、先に出馬表明した高倉氏は「桜井県議と相対する立場だと認識」しており、「しっかりと戦わせていただいて当選する気持ちでやっている。できれば桜井さんとともにやれればベストな形と思う」と話した。

高倉氏については「あえて批判はしたくない」と前置きしたうえで、「やはり(衆院議員を)志されたのであれば、もう一度、衆院選に出られるものだと思っていたので、それは私の考えとは違う」、「いったん元の県議に戻るというところで、本当はどっちに行きたいのというところが見えない」と疑問を示し、「少なくとも私は市議には戻らない」と明言した。

また、中山市議は「鈴木市長、花角知事の与党」で、「常に鈴木市長のそばに来て、市長に何か伝えることがあるかと言える、いい人材だと思っている」、山崎市議は「これが今のチャンス。タイミングを逸するとなかなか自分が思っても周りが果たしてそれを助太刀する体制が整うかというと疑問」と話した。


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