三条市・法華宗総本山本成寺は「節分」の2月3日(木)、新型コロナウイルスの感染防止のため、一般の参拝を中止し、規模を縮小して2年ぶりに鬼踊りを行う。
鬼踊りは節分大祈願会に合わせて毎年行われている名物行事。本成寺鬼踊り奉賛会が演じ、県外からも参拝者を集めて多い年は数万人もの人出でにぎわう。
昨年は感染防止のため鬼踊りは中止。午前11時からの事業繁栄の地場産業振興祈願、午後2時からの厄年、祝年、お払いの所願成就祈願の法要は例年通り行い、一般参拝はなしで鬼踊りの口上や鳴り物のあと豆まきを行ったが、今回は鬼踊りが復活する。
ただし、本堂の3方に設置する舞台を正面のひとつに減らし、演者を減らすなど規模を縮小して行う計画。祈願を申し込む人も当日の参拝は事前に申し込みが必要になる。
いったダイズと空くじなしのくじを入れた福豆を毎年、販売しているが、昨年に続いてくじは入れず、昨年と同様に当日だけでなく前倒して先行販売する。昨年はくじをいれなかったので購入が減ると思われたが、数が足りなくなったので、ことしはより多く販売する。
本番前に施設などへ鬼踊りの出張も行っているが、ここにきて感染が急拡大していることもあり、キャンセルが増えている。