加茂市でも感染者生活支援の食糧配送 (2022.2.2)

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新潟県加茂市の藤田明美市長は2日、定例記者会見を行って新型コロナウイルスワクチンの追加接種、住民税非課税世帯等に対しての臨時福祉給付金の支給、新型コロナウイルス感染者生活支援事業の実施、加茂市職員の新型コロナウイルス感染、新型コロナウイルス感染症濃厚接触者への連絡方法の5項目を発表した。

定例記者会見する藤田加茂市長¥
定例記者会見する藤田加茂市長

新型コロナウイルスワクチンの追加接種は、集団接種を2月9日から行う。高齢者施設の入所者と従事者は2月1日から行っている。

かかりつけ医などで接種する個別接種は2月7日に予約を始め、接種開始日は3月1日以降で、協力できる各医療機関が設定した日から順に行う。接種券が届いた人から予約できるが、個別接種を希望する65歳以上は、集団接種の予約が入っているので、コールセンターへ電話するか、インターネット、市役所健康福祉課の窓口で集団接種の予約を取り消す必要がある。個別接種はインターネット予約できない。

国の接種間隔の前倒し方針に基づき、接種日や1日あたりの接種枠を追加し、ワクチン接種を希望さする全員が5月末までに接種を終わるよう進める。

住民税非課税世帯等に対しての臨時福祉給付金の支給は、令和3年度の住民税非課税世帯と家計急変世帯に1世帯10万円を現金支給する。約3,200世帯に支給の見込み。住民非課税世帯には2月20日ごろに確認書を発送し、家計急変世帯は申請が必要。申請書は2月20日ごろから市のホームページからダウンロードできるほか、健康福祉課の窓口でも配布し、申請してもらう。受け付け後、振込口座を確認できしだい、3月4日から順に支給する。

新型コロナウイルス感染者生活支援事業の支援事業は、新型コロナウイルス感染症で新型コロナウイルス感染症と診断されて自宅療養となった人と、濃厚接触で自宅療養となった人に食糧支援する。同様の取り組みは県内の8市1町と県が行っている。

支援内容は、対象者に7日分の食糧を配送支援する。2つのプランがあり、いずれかを選択できる。Aプランは7日間毎日、昼とタ方にそれぞれ日替わり弁当を配送する。Bプランは7日間毎日、昼に日替わり弁当を配送し、ほかに7食分のご飯パックやカップラーメン、レトルト食品、野菜ジュース、インスタント味噌汁を配送する。

手配は市内の食品会社に発注し、7日から受け付ける。利用者の負担はなく、これにかかる費用は1人約1万円で40人分、合計44万円の補正を予算計上した。利用は電話で健康福祉課に申し込み、申し込み日の翌日から配送する。

加茂市職員の新型コロナウイルス感染は、加茂文化会館に勤務する職員1人の感染がわかった。体調不良になってから市民とは接触しておらず、他の職員との接触もほとんどなかった。

新型コロナウイルス感染症濃厚接触者への連絡方法については、感染者の急増で県が一時的に検査対象を限定することにしたのに伴い、感染者自身が濃厚接触したと考えられる友人などに対して、濃厚接触者に当たることなどを連絡するよう県が感染者に求めている。

それに基づき、加茂市は感染した人が取るべき行動や濃厚接触者になったと連絡を受けた人が取るべき行動などをまとめた文書を1日、全戸に配布した。感染した人は、感染の可能性がある期間内に公共施設を利用していた場合は、必ずその施設に連絡するよう求め、その場合は市と教育委員会、施設で協議し、濃厚接触者の特定を行う。


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