9日行われた令和4年度当初予算発表の記者会見で鈴木力市長は、来年度は全天候型子ども遊戯施設整備事業の用地取得や設計に行い、2024年度のオープンを目指すと発表した。
建設地は大曲地内で、燕市体育センターの向かい。季節や天候にかかわらず子どもたちが体を使って思いっきり遊べる全天候型の屋内遊戯施設整備を望む市民の声を受けて今年度、基本構想を作成した。
大型トランポリンやアスレチック遊具を設置、年齢ごとにゾーニングして安全を確保し、障がいのある子もない子もともに遊べるよう工夫する。付帯設備として休憩スペース、見守りスペース、おむつ替えスペース、授乳室などを設ける。
事業費は、自治体クラウドファンディング型ふるさと燕応援寄附金で募る。2019年8月から「スポーツ施設の改修等」を使い途に設定し目標額50億円の寄付を募っているが、ことし3月末までに概ね目標を達成する見込みとなった。
ことし4月から次の使い途を「全天候型子ども遊戯施設整備をはじめとした子育て支援」に設定。全天候型子ども遊戯施設整備の事業費がまかなえる35億円を目標額とする。