まん防の延長決定に三条・燕の市長がメッセージ (2022.2.11)

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13日(日)まで新潟県全域に適用されていたまん延防止等重点措置が3月6日(日)まで延長されることが10日、決まった。

滝沢三条市長(左)と鈴木燕市長
滝沢三条市長(左)と鈴木燕市長

それに伴って滝沢亮三条市長、鈴木力燕市長はそれぞれ市民に対するメッセージを出した。メッセージの全文は次の通り。

■滝沢亮三条市長

市民の皆さまへ

皆さまのご理解とご協力、いつも本当にありがとうございます。

新潟県全域に適用されているまん延防止等重点措置が3月6日(日)まで延長されることになりました。全国各地でオミクロン株が猛威を振るい、不安を抱えて生活をされている方も多いと思います。

三条市では感染症から子どもたちを守り、かつ、感染拡大を防ぐために、学校や保育所などで感染者が判明した場合、保健所の検査とは別に、市独自の任意のPCR検査を実施しています。1月からこれまで1,573人に対して市独自の検査を行い、結果として86人の感染が確認されました。

このように三条市では子どもたちを守るために多くの検査を行っていますので、その分、感染者の確認も多くなっています。したがいまして、一日当たりの市内感染者数に一喜一憂される必要はありません。

今、私たちにできることは、これまでと変わりません。基本的な感染対策の継続、すなわち、マスク着用、手洗い・手指消毒、換気をよろしくお願いいたします。三条市も、週明け14日(月)より、3回目のワクチン接種を加速させます。

皆さまお一人一人が力を貸してくださっていること、大変心強く感じております。皆さまのご協力を引き続き賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

令和4年2月10日
三条市長 滝沢 亮


■鈴木力燕市長

本日(2月10日)、国は新型コロナウイルスの感染者数が高い水準で推移していることなどから、新潟県に適用していた「まん延防止等重点措置」の実施期間を3月6日(日曜日)まで延長することを決定しました。

燕市においても、1月の新規感染者数は371人、2月は本日までの10日間で225人と、これまで経験したことのない感染状況が続いています。

このままでは、地域の医療提供体制にも深刻な影響を与え、市民の生命の安全を守られないことも懸念されるため、燕市は引き続き県と連携した感染拡大防止策を講じることといたします。特に飲食店の皆様におかれましては、営業時間の短縮など厳しい要請が続くことになりますが、何卒ご協力いただきますようお願いいたします。

●子どもたちを感染から守る

燕市では、連日子どもたちの感染が確認され、多くの小中学校・保育園等が学年・学級閉鎖や臨時休園等の措置を講じています。

このような状況を踏まえ、小中学校の部活動の中止や子育て支援センター・児童館等の臨時休館などの対応を引き続き行います。

市といたしましては、子どもたちが安心して学校や保育園等に通うことができるよう感染症対策に努めてまいります。

●ワクチン接種の加速化を進めます

ワクチン接種に関しては、現在65歳以上の方を中心に、3回目の接種を前倒しで行っており、64歳から18歳の方についても、早めに接種できるよう接種枠を拡大するとともに、昨年10月末までに2回目接種を完了した方へは、2月中に接種券が届くよう調整しているところです。また、11歳から5歳の方についても、3月から速やかに実施できるよう準備を進めています。

今後も国の方針などに基づき、適宜対応してまいりますので、最新の情報は燕市のホームページでご確認いただきたいと思います。

ワクチン接種は感染症対策の大きな柱です。市では、燕市医師会からご協力いただきながら円滑な実施に向けて取り組んでいます。あらためて早めの接種にご理解いただきますようお願いいたします。

●引き続き基本的な感染症対策の徹底を
市民の皆様におかれましては、今一度次の事項を徹底してください。

  • 手洗い、手指消毒、3密回避、マスク着用など基本的な感染予防を徹底。
  • 体調の不調を感じたら、かかりつけ医か新潟県新型コロナ受診・相談センターに電話で相談。無症状でも感染の不安がある場合は、県が民間薬局等で実施している無料のPCR検査・抗原検査を受検。
  • 感染リスクの高い場所への外出を控える。

感染拡大の収束が見通せない厳しい状況であります。市民の皆様におかれましては、引き続きご理解とご協力を心よりお願いいたします。

令和4年2月10日
燕市長 鈴木力


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