新潟県三条市の滝沢亮市長は18日、令和4年度三条市当初予算概要説明会のあと記者会見を行い、新型コロナウイルスワクチンの5歳から11歳までの接種のスケジュールなど5項目を発表した。
5歳から11歳までのワクチン接種は、3月12日(土)、13日(日)に集団接種、4月中旬から個別接種を行う。未就学児の5歳と小学校1、2年生は小児科医による個別接種、小学校3年生から5年生は集団接種を基本に集団接種ができない場合は個別接種とする。
17日に小学3年生から5年生に接種券などを発送した。24日(木)午前9時に集団接種の予約受け付けを始め、3月12日(土)、13日(日)に集団接種を実施する。
3月中旬に未就学児と小学1、2年生に接種券などを発送し、小学3年生から5年生の集団接種未接種者に個別接種の案内などを発送する。3月下旬に個別接種の予約受け付けを開始し、4月中旬に個別接種を開始する。
集団接種は1回目が3月12日(土)、13日(日)、2回目が4月2日(土)、3日(日)で、会場はジオ・ワールド ビップ。2日間で合計約1,300人に接種する。会場では市内の小児科医が従事するなど子どもが安心して接種できるよう工夫し、市内病院と連携してバックアップ体制を整える。3月中に供給されるワクチンに限りがあり、4月以降に集団接種の追加日程を調整している。
個別接種は4月中旬以降に桑原小児科医院、三条こどもクリニック、さいとう小児科、坂内小児科医院、三条総合病院、済生会三条病院で実施する。
ワクチンは集団接種、個別接種ともファイザー社の5歳から11歳用。予約はインターネット(24時時間対応)かコールセンター(電話:0256-33-8780・平日午前9時〜午後5時)への電話で受け付ける。接種対象者は3月31日現在で5,226人。
また、感染症から子どもたちを守るため、市内の小中学校や保育所に勤務する教職員や保育士に対して3回目接種の優先接種を行う。2月26日(土)から3月 27日(日)のうちの10日間、県央医師会応急診療所、地場産業振興センター、体育文化会館で行う。接種は1日当たり50人から240人で、合計1,410人。
さらに3回目接種を前倒しし、医師会の協力で接種完了時期を早め、5月末の接種完了を目指す。3月19日(土)、20日(日)、21日(月・祝)、4月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)に三条地場産業振興センター 多目的ホールで行う。使用するワクチンは、武田/モデルナ社のワクチンで、接種者数は1日約2,000人、7日間で14,400人。
接種時に1歳から小学校就学前までの児童を対象に一時預かりと一時保育の利用を無料で行う。一時預かりは、月岡保育所、保内保育所、千代が丘保育所、きらきら保育園、本成寺保育園、田島わくわく保育園、つくし保育園各子育て支援センター、一時保育は、子育て拠点施設 すまいるランド、子育て支援施設 あそぼってで行う。
このほか、令和4年度三条市当初予算の概要、3月に三条市出身のマリンバ奏者・本間美恵子のコンサートの開催、ちなか文化祭 中央公民館作品展の開催、株式会社スタートラインと三条市が 「障がい者の雇用促進と地方創生に関する包括連携協定」の締結について発表した。