任期満了に伴う燕市長選(4月3日告示・10日投開票)の立候補予定者説明会が18日、燕市役所で開かれた。すでに立候補を表明している現職の鈴木力氏(61)の陣営のほかに、燕市職員の更科晃氏(58)=燕市四ツ屋=が立候補予定者として出席した。
更科氏は生活環境課主任で、燕市衛生センターに勤務する。日本大学経済学部を卒業して翌年に燕市役所に入庁した。
出馬の理由については「ここまできたら出るしかないでしょうね」、「絶対に4月10日には有権者の人に投票してほしい。現職が出られるとしても、そのことを現職も願っていると思う」と述べた。過去3回、燕市長選は連続、無投票で鈴木氏が当選している。
退職して立候補するが、退職の時期は未定。それ以前に記者会見などで自身の考えを発表することについては、「市の職員なのでお話しはできない」、「告示の日まで記者会見の予定はない。市の職員で政治活動は禁止されているので」と話した。
燕市スポーツ協会評議員。また、今月に入って市議会に対し職員の55歳昇給停止を特別職にも適用を求める条例改正を陳情している。