21日16時過ぎに通行止めは解除されました。
新潟県三条市の五十嵐川に架かる「一新橋」で20日、亀裂が見つかり全面通行止めになっているが、21日午後5時をめどに通行止め解除の予定だ。
20日午後4時ごろ市民の通報で亀裂の発生がわかった。一ノ木戸商店街のある右岸側の一新橋と道路が接続する部分に設置されている「踏掛版(ふみかけばん)」が離れてすき間ができた。
踏掛版は橋台と道路地盤の接続部分に施工して段差をなくする鉄筋コンクリート床版。それが橋台から10センチ前後、離れ、すき間から砂利などが下に落ちて橋の下がのぞくようになった。これによる橋の強度や安全性に問題は生じないと言う。
21日朝から補修工事を行い、踏掛版の上のアスファルトを約2メートルの幅ではがし、そこに砂利を入れて締め固め、再びアスファルト舗装する作業を行っている。午後5時ごろ終了予定だ。
緊急性が低いため、詳しい原因や問題などの調査は春になってから行う。一新橋は2004年の7.13水害に伴う五十嵐川災害復旧助成事業で07年にそれまでの木橋から永久橋に架け替えられた。