新潟県三条市・三条商工会議所青年部(畠弥真人会長)では、2月27日(日)まで三条市内で発掘した8つのパワースポットをめぐるデジタルスタンプラリーを行い、三条市の新たな魅力を発信している。
地域文化開拓委員会(渋谷孝政委員長)が担当した事業。歴史的、文化的な価値がある、そこにしかない珍しいもの、前向きな気持ちや元気になるものなどの基準を定め、市内で8カ所のパワースポットを選定した。
8カ所は、本成寺、日吉神社・稲荷神社、万葉の藤、保内三王山古墳群、大崎山公園、道心坂、五十嵐神社、八木ヶ鼻&八木神社。「SANJO 8 POWER SPOT」のホームページにアクセスし、それぞれのパワースポットの場所へ行くと、スマホで遊べるスタンプラリーをつくれるサービスのページに設置したスタンプを押せるようになる。
8カ所をすべて回った人のなかから抽選で1人にマスター賞「嵐渓荘」ペア宿泊券が当たるほか、6カ所を回った人のうち2人にゴールド賞「ダッチオープン10」、4カ所を回った人のうち3人にシルバー賞「冷凍グルメ詰め合わせ」、2カ所を回った人のうち10人にブロンズ賞「本成寺のお守り」が当たる。
さらに公式ツイッターアカウント(@sanjo_powerspot)をフォローし、投稿をリツイートした人のうち抽選で2人にコーヒードリップポットとドリッパー、2人にユキイロファームの「雪彩米(ゆきいろまい)」が当たるダブルチャンスも用意している。
三条の新しい魅力を発見、発信しようとパワースポットを紹介するマップの作成を企画した。外から人を呼び込むのが主眼だったが、市内の人でも楽しめるマップにもしようと制作を進めた。
A4判の見開き4ページで昨年10月末に3000部を作成して配布。そのうえでスタンプラリーのマップ、A4判2ページで600部を作成。市内の公共施設などで配布している。
地域文化開拓委員会委員長の渋谷孝政さん(37)=渋谷(株)専務=は、「レンタカー店で、三条でお勧めの場所を聞かれたときに、パワースポットマップを渡せるのでありがたという話を聞いた」。
三条市民でも収録したパワースポットを知らない人が多く、好評と言う。単年度事業だが、来年度も三条シティセールス事業実行委員会がなんらかの形でマップを引き継いでくれることになっており、「三条の魅力を再確認してほしい」とスタンプラリーのチャレンジを待っている。