新潟県三条市の滝沢亮市長は10日、定例記者会見を行って5歳から11歳までの新型コロナウイルスワクチン接種のスケージュル、申請書の性別記載削除、「世界に一つだけの自動販売機お披露目会」と 「虹のマルシェ」の開催について発表した。
小学3年生から5年生のワクチン接種は集団接種を基本とし、12日(土)、13日(日)に1回目、4月2日(土)、3日(日)に2回目の集団接種をジオ・ワールドビップで行い、必要により5月以降に追加実施する。
小学1、2年生と5、6歳は小児科医による個別接種。個別接種については4月18日(月)の週以降、準備の整った医療機関から実施する。実施する医療機関は、桑原小児科医院、三条こどもクリニック、さいとう小児科、坂内小児科、済生会三条病院。
3回目接種については3月19日(土)から4月17日(日)までの間で7日間、燕三条地場産業振興センターで実施。1日1,600人〜2,400人、7日間で14,400人に接種する。接種時の子どもの一時預かり、一時保育を無料で行う。
三条市の3回目の接種済み率は17.8%、予約済みを含めると47.6%。また、小学3年生から5年生の接種予約済み率は55.2%。
申請書の性別記載の削除は全国の自治体で進んでおり、7月から約100件の申請書の性別記載、性別表示を見直す。例外的に削除できないものは、自由記載などの性的マイノリティーに配慮した様式に変更。誰もが暮らしやすい社会の実現に向けて取り組む。
「世界に一つだけの自動販売機お披露目会」と 「虹のマルシェ」は、19日(土)午前10時から三条市まちなか交流広場「ステージえんがわ」で行う。
「世界に一つだけの自動販売機お披露目会」は、三条市・株式会社山谷産業が自動販売機を寄贈し、「えんがわ」に設置する。オリジナルデザインでラッピングした自販機で、昨年開いた「虹のマルシェ作品展」の来場者投票で上位になった7点を使って作成。収益は障がい福祉サービス事業所などの商品の購入に充てる。
お披露目会では、障がい福祉サービス事業所の利用者による太鼓やピアノ、エレクトーン演奏も行う。「虹のマルシェ」を同時開催し、障がい福祉サービス事業所の商品を販売する。