新潟県燕市は16日、4月1日付け人事異動を内示した。全庁的に新型コロナウイルス対応が続くため、業務の継続性を重視して必要最小限の規模の異動にとどめた。
部長級の異動は5人で、そのうち杉本俊哉総務課長兼選挙管理委員会事務局長(56)が総務部主幹(燕・弥彦総合事務組合総務消防局長)に、原田幸治保険年金課長(55)が健康福祉部長に昇格する。
また、筆頭部長の田辺一幸総務部長(60)が再任用で総務部主幹(人材育成担当)兼企画財政部主幹(交流連携担当)へ異動するのに伴い、遠藤一真産業振興部長(57)が総務部長へ異動して新たに筆頭部長に就く。課長級の異動は11人で、うち8人が昇格
異動対象者は194人で、昨年の220人、一昨年の206人より少ない。また、新規採用は25人、年度末退職者は定年退職19人、自己都合9人の28人で、定年退職のうち14人は再任用する。定年延長している1人は引き続き1年間任用する。
経済産業省関東経済産業局職員を受け入れ、産業振興部長に登用するなど、国や新潟県との人事交流を継続。産業振興部長には、経済産業省関東経済産業局の若井直樹さんが就く。
組織改正では、ふるさと納税の複雑多様化するニーズに対応し、総務課に 「ふるさと納税係」を設置して業務を移管。総務課の「情報統計チーム」 を「情報統計室」に改組し、デジタル化を推進する。
若手登用に関連して、保育園長心得の職を新設して中堅の保育士を登用し、将来的に園長を担う人材の育成を図る。園長心得とは、園長の職務を下級の者が代行する時の発令。部長級と課長級の異動は次の通り。敬称略。また、人事異動のすべてはPDFファイル」令和4年4月1日付け人事異動 (PDFファイル: 280.5KB)」からダウンロードできる。
新所属 | 名前 | 現所属 |
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【部長級】5人 | ||
総務部長 筆頭部長 | 遠藤一真 | 産業振興部長 |
総務部 主幹(燕・弥彦総合事務組 合総務消防局長) | 杉本俊哉 | 総務課長兼選挙管理委員会事務局長 |
総務部 主幹(人材育成担当)兼企画財 政部 主幹(交流連携担当)【再任用】 | 田辺一幸 | 総務部長 筆頭部長 |
健康福祉部長 | 原田幸治 | 保険年金課長 |
産業振興部長 | 若井直樹 | 経済産業省関東経済産業局 |
【課長級】11人 | ||
総務課長兼選挙管理委員会事務局長 | 石田進一 | 社会教育課長 |
防災課長 | 深澤賢一 | 都市計画課 課長補佐 |
企画財政課長 | 小杉茂樹 | 企画財政課 副主幹 |
社会福祉課長 | 鈴木弘幸 | 社会福祉課 課長補佐 |
長寿福祉課長 | 梅田マキ | 長寿福祉課 課長補佐 |
健康づくり課長 | 篠田有華 | 健康づくり課 副主幹 |
保険年金課長 | 近藤広之 | 保険年金課 課長補佐 |
商工振興課長 | 柄澤兼二 | 長寿福祉課長 |
観光振興課長 | 柴山文則 | 用地管財課課長補佐兼商工振興課課 長補佐 |
監査委員事務局長 | 五十嵐潤一 | 防災課長 |
社会教育課長(スポーツ推進室長) | 廣田友幸 | 社会教育課 スポーツ推進室長 |