新潟県三条市の市議選(4月10日告示・17日投開票)で4期目を目指す現職の岡田竜一氏(58)=上保内=の事務所開きと出陣式が26日、自宅の事務所で行われた。
必勝祈願の神事のあと、加藤一芳後援会長は「市のパイプ、県のパイプ、国のパイプをもっているのは岡田竜一だと思う」と出席者の賛同を求め、選挙は何が起こるかわからず、「この動きを皆さまの知り合い、親きょうだいに広げていっていただきたいと切に切にお願いする」と求めた。
来賓あいさつで、前三条市長の国定勇人衆院議員は、市長選で岡田氏に支援してもらったことに感謝した。「ずっと夢として語ってきたことを、いよいよ現実にすることができるのが4期目。議会の要となって議会全体を取り仕切り、それを通じて岡田さんの思いをいよいよ実現することができる」とし、「選挙でいただいたご恩は選挙でお返しする。これが私のこれまで一貫した姿勢」と支援を約束した。
河原井拓也県議は、岡田氏のパンフレットに「みなさまの声をつなぎます。」とあることにふれ、「このつなぐという言葉で、やはりこれは岡田さんの人柄、性格、優しさと慈愛あふれる精神でいろんな方に好かれている」、「このつなぐという言葉をこれから三条市政に反映させていくためには、皆さまの力で岡田さんを上げていかなきゃいけない」と願った。
滝沢亮三条市長は「私をはじめまだまだ三条市役所のメンバーでは、なかなか知恵、アイデアが不十分なところもあり、文化芸術、このまちがさらにいいものになるためにも、ぜひ岡田先生に4期目でもいろいろな形でお力を、アドバイスをいただきたい」と4期目の市議としての活躍に期待した。
岡田氏は決意表明で、7月オープンの図書館等複合施設「まちやま」への期待、403号三条北バイパスの問題、来年度始まる三条市総合計画の策定、子育て支援、布施谷川の改修、新型コロナウイルス対策などについて考えを話した。
そのうえで、「三条市の課題は、三条市だけで解決できる課題はやっぱり少ないと思う」。多市町村との連携も必要で「それらをひっくるめていくと、とにかく連携が大事じゃないかということを4年前に訴えさせてもらい、それを象徴的に表したのが、つなぐということ」。
最後に「投開票日は、またここで皆さんと一緒にその結果を待ちたいと思う。こんな状況で私ひとりの力じゃどうにもならないので、もうお願いするしかない。伏して引き続きのご支援をたまわりますようお願いを申し上げる」と締めくくり、だるまの目入れ、ガンバローコールを行った。