コロナ入社式で大桃社長も社長就任初仕事 (2022.4.1)

株式会社コロナ（大桃満代表取締役社長・新潟県三条市東新保）は1日、令和4年度入社式を行った。新入社員はコロナグループ全体で53人で、うちコロナ入社の30人と株式会社サンライフエンジニアリングに入社の1人が出席して社会人としての第一歩を踏み出した。

コロナ入社式

コロナの新入社員は一昨年の40人、昨年の48人より少なく、県外学校出身者が3分の1を占める。ほかのグループ会社の新入社員は各拠点の入社式に出席する。

この日付けで大桃満代表取締役社長（前代表取締役副社長）、小林一芳代表取締役会長（前代表取締役社長）が就任。入社式が新しい役職に就いてのそれぞれの初仕事となり、新体制での新年度スタートともなった。

大桃社長の社長就任初仕事と成った訓示

会場には大書した「創業精神　誠実と努力」、「コロナの想い　感謝と感動」を掲げた。大桃社長は訓示で、数ある企業のなかからコロナを選んでくれたことに感謝、歓迎した。

4メートルを超える積雪だった昭和38年の三八豪雪でも出荷を続け、工場が被災した2004年の7.13水害と続く中越地震、07年の中越沖地震でも懸命な復旧作業を続けて大きな迷惑をかけずに生産、出荷を続けたことを話した。

小林会長のあいさつ

新入社員には「自身の考えをしっかりともち、さまざまな人と意見を交わしならが切磋琢磨していくことを期待する。私も社長としては皆さんと同じ本日が初日です。一緒に頑張っていきましょう」と述べた。

新入社員代表で高野晃輔さんが答辞

小林会長はあいさつで、1本1本の指は弱くても、5本合わせてげんこつにすれば厚い板も打ち抜けるという「げんこつの理」を紹介。「コロナという社名に誇りと自信をもち、“次の快適をつくろう。”のスローガンのもとまい進し、1日も早く立派なコロナ社員として成長し、活躍してくれることを期待する」と激励した。

入社式

新入社員代表で技術部門に配属予定の高野晃輔さん(22)が「お客さまに喜んでいただける商品やサービスを提供していくためにも、向上心や探求心を胸に仲間たちと励まし合い、協力しながら新たな時代を切りひらいていきたい」と誓った。