10日、新潟県燕市で投開票が行われた任期満了に伴う市長選は、現職の鈴木力氏(61)が新人の更科晃氏(58)の3倍を超える得票の大差で4選を果たした。鈴木氏は初当選を含め3期連続で無投票当選しており、初めての選挙戦で勝ち取った当選。逆に見ると無名だった更科氏に7,000票を超える得票を許した。
当日登録有権者65,970人、投票者29,893人で投票率45.31%。16年前の合併後初のみつどもえだった市長選の70.81%でそれを25ポイント以上も大きく下回った。
得票は鈴木氏22,222票、更科氏7,284票で無効387票。鈴木氏の大差での勝利だが、まったく無名だった更科氏が7,000票以上を獲得したのは3,000票をひとつの目安にした更科氏本人も驚く下馬評を大きく上回る得票だった。