10日の三条市は27.2度まで気温が上がり、ことし初めての1日の最高気温が25度以上の夏日となった。
明け方の最低気温は8.9度。日中は前日に続く快晴でぐんぐん気温が上がり、7月上旬並みの暑さになった。初夏を飛び越えるほどの暑さで、Tシャツでも寒さを感じなかった。
新潟のサクラの名所、弥彦村では一気にサクラが見ごろを迎え、大勢の花見客でにぎわった。ビニールシートを広げ、弁当を広げて花見する家族連れもあり、「お空の下で食べるの楽しいね」と見上げるお母さんに「お空じゃなくてサクラでしょ」と突っ込む子どもとの会話も和やかだった。
サクラ並木が美しい分水駅でも一気に見ごろ。11日も午前9時の気温は18.6度で、10日午前9時の17.8度を上回っている。初夏の陽気で開花が急加速した県央地域のサクラの見ごろは今週末まで待ってくれなさそうだ。