17日投開票の任期満了に伴う三条市議選(定数22)の期日前投票は、11日から14日までの4日間で4,926人が投票し、前回4年前の期日前投票の同じ最初の4日間に投票した4,684人を上回っているものの、日別で比較するとペースが落ちている。
三条庁舎、栄庁舎、下田庁舎の3カ所に期日前投票所を設け、16日まで毎日午前8時半から午後8時まで投票を受け付けている。
日ごとの3カ所を合わせた投票数は、1日目576人(前回378人)、2日目989人(同822人)、3日目1,506人(1,561人)、4日目1,855人(1,923人)。最初の2日間はいずれも前回を上回ったものの、その後の2日間はいずれも前回を下回り、伸び悩んでいる。
前回は定数を3人超過する立候補があったが、今回の超過は1。新型コロナウイルスの感染が続いていることもあり、人が密集するような活動を自粛する立候補者があるほか、立候補した23人のうち3人が街宣車を出していない。
こうした複数の要因もあって選挙戦の盛り上がりに欠けている印象がある。前回の投票率は54.21%で、うちは期日前投票は11.77%だった。
投票日の17日は市内52の投票所で一部を除き午前7時から午後8時まで投票を受け付ける。下田地区の笠堀公民館、よってげ邸、名下集会所の3カ所は午後7時まで。9日現在の登録有権者数は80,952人。