行方不明になった登山者の捜索などで粟ヶ岳(1,293m)を見回っていた新潟県警航空隊ヘリコプターが18日午後2時ごろ、三条市内の山頂から南南西に約2.2kmの地点で身元不明の死体を発見した。
三条署によると、死体は緑色のヤッケ、黒色のズボン、登山靴を着用していた。ヘリコプター乗務員が発見、ヘリコプターに収容した。所持品などはまだ回収していない。死体は雪が残る急斜面にあり、一部、白骨化していた。身元や死因は捜査中。
2月16日に加茂市の50代男性が粟ヶ岳へ登山に出掛けたまま行方不明になっている。積雪があるため、雪解けを待って捜索の再開を再開することにし、ヘリコプターは時間を見て捜索しているなかで、死体を発見した。
先に行方不明になった登山者は、モスグリーンのヤッケに黒ズボン、登山靴を着用し、紫色のリュックサックを所持しており、衣服の特徴が似ていることから死体は行方不明の登山者の可能性があり、解剖を行うなどして身元の確認を進める。