昨年11月9日に新潟県燕市立吉田中学校の女子生徒が校舎から転落死し、のちにいじめがあったことを記述した遺書が見つかった問題を調査する第三者委員会「燕市いじめ防止対策等専門委員会」の最終7回目の会合が19日開かれた。
閉会後、吉澤克彦委員長は記者の質問に答えた。吉澤委員長は、この日は報告書の原案について検討し、あるていど形にし、早ければ連休前、ずれ込めば5月に彷徨区書をまとめる。
リモート会議は行うかもしれないが一堂に会すのは今回が最後。報告書の概要版を作成して記者会見で示す。
いじめがあったかなど報告書の内容にかかわることについては、報告書を待ってほしいと話した。これまで会合の振り返って吉澤委員長は「さまざまな立場の人の思いや意見があるなかで、徐々に事実を積み上げていくなかで方向性が定まり、報告書をまとめることができたのは、責務を果たしたと考えている」とし、「学校から追加で出してもらうことや話を聞く機会がていねいに設けられたので、この7回の会合は意味があったと考えている」と話した。