新潟県三条市神明町、神明宮(三上行雄宮司)で28日(木)を宵宮、29日(金・祝)を本祭に春季大祭が開かれており、1年ぶりの神楽奉納で華やかさを取り戻している。
春季大祭と秋季大祭の年2回、神楽が奉納されている。新型コロナウイルスの感染防止のため昨年の秋季大祭は神楽を中止し、1年ぶりの奉納。県指定無形民俗文化財「三条神楽」を保存する神明宮伶人会(笹川浩志会長)が28日は午後7時から神事に続いて1回、29日は午後2時からと7時からの2回、神楽を舞う。
28日は日中は晴れ、夜になると肌寒かったが、拝殿の隣りに仮設された舞殿で稚児による舞で始まる神楽を戸を開け放った拝殿からのんびりと鑑賞していた。