新潟県田上町の特産にこだわった商品開発で注目の集める「道の駅 たがみ」(馬場大輔駅長)。今度は朝採りのタケノコをトッピングしたソフトクリームという奇想天外な組み合わせの商品を開発し、3日から5日までのわずか3日間限定で販売する。
その名もずばり「たけのこソフト」。生乳ソフトクリームに田上の竹林で朝採りしたタケノコを村上市・笹川流れの海水塩を使って煮る。穂先の柔らかい部分を縦にスライスし、根元に近い食感が固めの部分を1センチ角に切ってトッピングする。
いかにもなスライスがタケノコを強調。食べて見るとソフトクリームとのコンビネーションに不思議なくらい違和感がない。目をつぶって食べたらフルーツかと思うほどで、淡い塩味がタケノコのもつ甘さやうま味を引き出しているようだ。
旬にもこだわりがあり、大型連休後半の3日間だけの提供。コーンとカップがあり、いずれも450円で販売する。
企画意図について馬場駅長は「旬のタケノコをいろんな形で味わってほしいと思った。一度、タケノコでえぐみを感じた経験のある人はタケノコにチャレンジしてくれないかもしれませんが、新しい食べ方でタケノコの旬を味わってほしい」と言う。
開発段階では、しょうゆ味も試作した。開発の担当者は「自分が楽しみながらいろいろ作ってみた」と完成度に大満足だ。1日100個ほど用意するが、なくなりしだい販売終了。問い合わせは「道の駅 たがみ」(電話:0256-47-0661)。