燕市内で行われる祭りの露店は、新型コロナウイルスの感染防止のため一昨年、昨年と中止を余儀なくされたが、14,15日の燕地区の戸隠神社春季祭礼、24、25日の吉田地区の天満宮祭礼では3年ぶりに露店が復活する。
燕市内の祭りの露店は燕市が管理、運営している。ことしは大型連休も3年ぶりに移動制限がなくなり、まだ感染が収束してはいないが一方で経済を回すことも大切と露店の開設を決めた。
ただし感染防止策も講じる。出店は3年前にも出店している県内の露店商に限定して案内を送付し、これまでは当日受け付けだった出店を事前申請にした。申請した人には抗原検査キットを送付し、陰性を確認したうえで出店してもらう。
戸隠神社春季祭礼は出店はこれまで通り2日間とも午後9時までだが、開設時間をこれまでの午後10時までを9時半に30分早めて通行止めの時間を短縮する。
逆に天満宮祭礼は、開設時間はこれまで通り2日間とも午後11時までだが、出店時間をこれまでの午後9時半までを9時までに30分早めた。
9日までの申請は戸隠神社春季祭礼が61店、天満宮祭礼が114店あった。それぞれ3年前は109店、171店だったのですでにその3分の2ほどになっている。
祭りの人出は露店の有無に大きく左右するのが現実。出店は例年より少ないと見込まれるものの、祭りのにぎわいが3年ぶりに取り戻す。