江戸時代屈指の豪商だった大坂屋三輪家11代当主三輪潤太郎の別荘として建てられた新潟県長岡市与板の「楽山苑(らくざんえん)」で、22日(日)まで3年ぶりのライトアップが行われている。
新型コロナウイルスの感染防止のため一昨年、昨年は中止。ことしはイベントを減らしながらもライトアップが復活し、毎晩、見物客でにぎわっている。
楽山苑は山の斜面を生かして庭園や茶室、観音堂がなどがあり、中心となる建物「楽山亭」は1892年(明治25)に三輪家11代当主の三輪潤太郎が建設した。
敷地のあちこちに配置された照明がそれらを闇の中に浮かび上がらせ、幻想的で趣のある姿を映し出している。午前10時から午後9時まで開苑。ライトアップは午後6時半から9時半まで。