ヒメサユリの花の季節に渡邉美保子さんが描くヒメサユリ (2022.5.21)

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新潟県三条市下田地区で咲くヒメサユリの開花期にあわせてヒメサユリを描く地元の洋画家、渡邉美保子さん(56)の個展「渡邉美保子展ーひめさゆり・15年の流れ」が31日まで「下田の森の美術館」(三条市馬場)で開かれている。

「下田の森の美術館」で個展を開いている渡邉美保子さん
「下田の森の美術館」で個展を開いている渡邉美保子さん

渡邉さんは介護食に就きながら絵を描き続け、中央で活躍。これまで日展入選4回を数え、県展奨励賞も2回受賞。2018年に中央の美術団体「光風会」の会友、新潟県美術家連盟会員ともなっている。

今回は日展や光風会展の出品作品をはじめ、パステル画や習作の素描も含め数十点を展示している。

日展や光風会展に出品した大作
日展や光風会展に出品した大作

その多くが下田地区に育つ三条市の花、ヒメサユリをモチーフにして15年。ちょうど今の時期、下田地区の高城などに群生するヒメサユリが淡いピンクのかれんな花を咲かせている。2017年にもこの時期に「下田の森の美術館」で初めの個展を開いた。

「日展に挑戦するならテーマを決めて」とアドバイスを受けて、開花期にあわせて高城や長岡市・雪国植物園へ取材に通う。

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2014年の第100光風会展出品作「水無月・悠々と」(F100)

「野性で咲いているヒメサユリはなかなかない。咲いている場所によっても全然、雰囲気が違う」と渡邉さん。「どこにどうヒメサユリを配置したら風景に溶け込めるのか、しっくりくるのか難しい。やっぱりありのままの姿がきれい」とカンバスに向かって頭を悩ませる。

それでも「もう少し描いていきたい」。仕事との両立も簡単ではなく、ことしの県展の出品も見送らざるをえなかった。「忙しいと集中力を保つのが難しい。つくることを楽しむ。そうなりたい」と創作への没頭を夢見ている。

素描も展示
素描も展示

水曜25日と木曜26日は休館。開館時間は午前9時半から午後4時まで。入館無料。問い合わせは「下田の森の美術館」(0256-46-5576)。


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