5月の自転車安全月間にあわせて新潟県警燕署(清水文宏署長)は20日、県内高校で唯一の自転車競技部の県立吉田高校自転車競技部を自転車安全リーダーに委嘱し、自転車街頭指導も行った。
吉田高校で委嘱式を行い、自転車競技部の部員8人のうち4人とマネジャー、交通安全指導隊、それに県警マスコットの「ひかるくん」も出席。清水署長から部員代表の3年石田陽紀(はるき)さん(17)に委嘱状を手渡した。
任期は1年間。清水さんは「皆さんに正しく安全に自転車に乗ってもらうためにぼくたちが手本となり、指導していきたいと思う」と話した。このあと学校近くのマルイ吉田店交差点に立ち、自転車に乗って学校から帰る吉田中学校の生徒を見守った。
以前にも燕署は自転車競技部を自転車安全月間にあわせて「つばめマナーアップサイクリスト」に任命したことがある。新型コロナウイルス感染も収束しつつあり、せっかくの県内唯一の自転車競技部と協働して自転車の安全運転を呼びかけようと自転車安全リーダーに任命した。
自転車競技部の部員が日ごろから模範を示すことが何よりも自転車安全運転に啓発につながる。