JAにいがた南蒲(新潟県三条市)は28日、三条市農業体験交流センター「サンファーム三条」でことし1回目の親子農業体験イベント「なんかん育ちの元気スクール」を開き、管内の小学校1年生から6年生まで親子10組、22人が参加して親子で農業体験をスタートした。
子どもたちの成長を支える食とそれを生み出す農業のつながりを学び、食べ物の感謝する気持ちを育てようと毎年、行っている企画。ことしは5月、7月、8月、10月の計4回コースで企画した。
初日にこの日は入学式のあとキュウリとコマツナのプランター栽培の苗植え、畑にサツマイモの苗植え、段ボールピザ窯を作って焼く体験を行った。
キュウリとコマツナのプランター栽培は前庭に出て青空の下で行い、JAにいがた南蒲の職員が苗植えのこつなどを指導。収穫すれば料理に使うことができることから、収穫して味わう日を楽しみにしながら植えていた。
畑に植えたサツマイモの苗は10月の回で収穫。このあとモモもぎ、JA選果施設見学、夏野菜の収穫体験、夏野菜ご飯作り、コメの食べ比べなどを行う。