2019年から次々と新たな発泡酒をリリースする「弥彦ブリューイング」(新潟県弥彦村弥彦)は、このほど乳製品製造「株式会社良寛」(出雲崎町大門)の「良寛コーヒーソフト」のコーヒー抽出液を使った「良寛コーヒーセゾン」(330ml・税込み880円)を発売した。
弥彦ブリューイングは、弥彦神社一の鳥居前に店を構える老舗酒店「酒屋やよい」を運営する有限会社酒屋やよい(羽生雅克代表)が創業。良寛が「良寛コーヒーソフト」の営業で来店したときに、それよりもクラフトビールでコラボレーションをとなった。
昨年秋から構想し、年明けから醸造。4月29日に発売し、「酒屋やよい」のほか「道の駅 良寛の里わしま」(長岡市島崎)と「道の駅 加治川」(新発田市横岡)でも販売しており、代表の羽生雅克さん(45)は「コーヒーの風味に良寛牛乳と感じることができて好評」と言う。
同じ時期に弥彦山9合目にある村指定天然記念物「ヤヒコザクラ」の散った花と樹皮から東京農業大学醸造微生物学研究室が分離した酵母(こうぼ)を使った「弥彦桜酵母IPA」(330ml・税込み880円)も発売している。
次々と新しいフレーバーの商品を生み出ししている。これまでに約20種類を商品化し、今は17種類ほど販売し、愛飲家の興味を引きつけている。商品はオンラインでも購入できる。