4日、5日の2日間、真宗大谷派三条別院(海岸秀道輪番・新潟県三条市本町2)で3年ぶりの「御坊市(ごぼういち)」が開かれた。2日間で合わせて約7,000人が来場し、コロナ前の盛況が戻ってきた。
県内を中心に物や食を提供する店が本堂などにぎっしりと並ぶ御坊市。2012年から毎年開かれているが、新型コロナウイルス感染拡大のため一昨年、昨年と2年続けて中止された。
3年ぶりの開催となったことしも例年並みの60店が出店した。2日間とも好天に恵まれて周辺道路が渋滞するほど大勢の人が来場。開店してすぐに完売してします食べ物を販売する店もあった。
女性の来場者が多く、靴を脱いで本堂の畳の上を歩き、本尊に参拝してからゆっくりと買い物を楽しんだ。
説教部屋、念珠づくり、三条別院ツアー、こども探検隊など三条別院職員が用意したワークショップやイベントで家族連れも飽きさせなかった。コロナ禍でさまざまな行事が中止になってお手上げだったが出店者も「ことしは御坊市があって助かった」と笑顔だった。