新潟県三条市に昨年4月に開学した三条市立大学(アハメド・シャハリアル学長)で11日、12日の2日間、初めて開かれた学園祭「三燕祭(さんえんさい)」が開かれ、2日目の12日はシークレットゲストのライブで新潟市が拠点の「NGT48」が登場して会場をわかせた。
訪れたのはNGT48のメンバー23人のうち、県央地域の弥彦村出身の諸橋姫向(もろはし ひなた)さん、新潟市出身の藤崎未夢(ふじさき みゆ)さんの本県出身の2人に、進行役に三村妃乃(みむら ひの)さん、それに川越紗彩(かわごえ さあや)さんと古舘葵(ふるたて あおい)さんの5人。ライブを行ったあとビンゴ大会にも参加した。
NGT48がシークレットゲストであることは1日目のエンディングで発表された。ライブには聞きつけたファンらが来場し、来場希望者の抽選も行って約150人が会場に入った。
NGT48のメンバーは赤い衣装を着てパフォーマンス。キーボードとアコースティックギターを使った生演奏をバックに歌うメンバー3人よるユニット「Signal」の曲も含め、オリジナル曲を披露した。
MCで「やひこ」のニックネームで呼ばれている諸橋さんは、弥彦村特別講義を行い、プロジェクターを使って弥彦山、弥彦神社、ブランドエダマメ「弥彦むすめ」、弥彦村マスコットキャラクター「ミコぴょん」など弥彦村をPRした。
キャンパーアイドルを自称する藤崎さんは三条市にはアウトドアグッズを製造する会社が多く、お勧めのキャンプグッズの三条の企業の鉈(なた)を紹介。「新潟が世界に誇れるべきものを作っているこの三条市に三条市立大学というものづくりを学べる学校が設立されたのはすごく興味があった」、「三条市のものづくりもこれから頑張って発信していきたい」と話した。
また、NGT48の年少5人組ユニット「ちっちゃいもんくらぶ」がつくったコメ「ちっちゃいもん米」をビンゴ大会の景品に提供すし、「学食のお米に私たちがつくったコメ」をアピールした。
ビンゴ大会の景品は地元企業などが提供。NGT48のサイン色紙もあり、メンバーが抽選を行って会場を盛り上げた。