金属加工業を地場産業とする新潟県三条市のものづくりを素材の供給で支える企業でつくる三条商鐵組合(相場亮嗣組合長・組合員48人)は16日開いた令和4年度通常総会で、創立130周年記念事業を1年遅れで今年度、実施することを決めた。
委任状を21人を含む組合員48人全員が出席。開会のあいさつで相場組合長(67)=相場商事株式会社取締役社長=は「ぜひ皆さんで130周年事業を盛り上げていただきたい」と求めた。
三条商鐵組合は1891年(明治24)に当時の三条町や燕町で鉄を商う9社で発足した。それから10年ごとに周年事業を行っている。130周年にあたった昨年は周年事業の実施を計画したが、新型コロナウイルスの感染拡大のため、そっくりことしに延期した。
記念事業は記念式典・記念祝賀会、記念誌作成、記念旅行、記念ゴルフ大会の4つ。記念式典・記念祝賀会は10月7日にジオ・ワールドビップで開く。記念誌作成は記念事業を中心に掲載。記念旅行は来年3月ごろに国内温泉旅行を1泊2日で行う。記念ゴルフ大会は10月22日に新津カントリークラブで行う。記念事業に伴う特別会計予算は779万2000円。
また2年任期の役員改選の年に当たり、前回の役員改選以降、コロナ禍でほとんど事業など活動ができていないことから全員を再任した。委員会の構成もこれまで通りとした。