新潟市西蒲区巻地区で6月の巻神社大祭にあわせた夏まつり「まき夏まつり」が20日、開かれた。例年3日間のところ1日だけに短縮し、やかた竿燈(かんとう)は4年ぶりに行われ、規模を縮小しながらも夏まつり復活を楽しんだ。
新型コロナウイルス感染防止のため、露店は中止。大花火大会は行い、本町通りの民謡流しとやかた竿燈は中止し、巻神社境内でのやかた竿燈は2基だけで行った。
神輿渡御(みこしとぎょ)もあり、巻文化会館では学生吹奏楽演奏、ダンス、越王太鼓、米百俵保存会などを行った。
名物ともいえるやかた竿燈は、例年と違う巻神社で境内で越王太鼓の演奏が響くなかで2基が3回に分けて行った。3年前のやかた竿燈は強風のため、東京ディズニーリゾート・スペシャルパレード、にしかんパレードとともに中止になっており、実に4年ぶりだった。
Tシャツ1枚でちょうどいい涼しい夏の夜。浴衣を着た人が目立った。露店がないので例年のような人出はなく、本来の形の夏まつりではなかったが、夏まつりの復活を楽しんでいた。