新潟県警燕署は、ことし春に県警が取り組む「横断歩行者を守ります宣言」を行った燕署管内の団体・事業所とともに21日、「渡っていいとも」合同交通安全アクションとして交通安全講習会と小学校の付近の通学路で合同見守り活動を行った。
「横断歩行者を守ります宣言」は、横断歩行者を守る意識を高め、悲惨な交通事故の発生を防ごうと新潟県内のさまざまな団体、企業、事業所などから「横断歩行者を守ります」という宣言とあわせて、横断歩行者を守るためのさまざまな取り組みを行っている。
燕所管内では15団体・事業所が宣言を行い、この日の取り組みにはそのうち燕市や燕市交通安全協会、運輸や道路建設関係の事業所など7団体・事業所が参加した。
交通安全講習会は燕署で開き、昨年6月、千葉県八街市で発生した飲酒運転による多数の児童が死傷した事故について説明。同じような事故が燕市でも起こりえることを事例を交えて説明し、事業所に飲酒運転撲滅と今春から始まった安全運転管理者による酒気帯びの有無の確実な実施を依頼した。
その後、燕市立吉田南小学校付近で横断歩道や交差点など3カ所に分かれて立ち、街頭指導。ピンクに白抜きで「めざせ!事故ゼロデー」とあるのぼり旗を掲げて下校する児童に交通安全を呼びかけた。