新潟県弥彦村の弥彦温泉街を浴衣で歩く「やひこ浴衣でまちあるき」の関連イベントして、26日は浴衣で温泉街の3会場のライブとマルシェを浴衣でめぐってもらおうと「弥彦温泉FESウィッシュ」が行われた。
ライブは弥彦神社の参拝者休憩所、多目的施設「ヤホール」、「ホテルヴァイス」の3会場で行われ、13組が出演。ヤホールではマルシェ「おひさまホリデイ」に11店が出店した。
主催した弥彦観光協会では、6月18日から9月25日まで「やひこ浴衣でまちあるき」を行っている。1人2,500円で浴衣を着付け料込みでレンタルできる。弥彦で使える500円利用券、弥彦温泉旅館の入浴券、土産屋でおでん1つ食べられる券、弥彦山ロープウェイ往復半額割引券の特典付きで、要望があれば無料で弥彦芸妓(げいぎ)がまちあるきガイドをしてくれるサービスまであり、もちろん宿泊客も利用できる。
この日は「やひこ浴衣でまちあるき」にモニターで村内外の若者10人に参加してもらった。ホテルヴァイスで浴衣を着てからうちわ片手にイベント会場を回ってもらった。
最高気温が軽く30度を超える真夏同然の猛暑で、決して浴衣でも涼しいわけではなかったが、はたから見る浴衣姿は涼しそうだった。加茂市から参加した30歳の女性は、「ふだんは浴衣を着ることはないので新鮮な感じ。思ったよりも風通しが良く、ちょっとおしとやかになるかも」と古くて新しい感覚を楽しんでいた。
「やひこ浴衣でまちあるき」をスタートした2年前は135人の参加があり、昨年は198人。ことしは200人以上の参加を見込んでいる。