参院選(10日投開票・改選数1)新潟選挙区に立候補した自民党新人の小林一大氏(49)の応援で岸田文雄首相が4日、新潟入りし、午後4時から見附市・ホームセンタームサシ見附店前で演説した。
岸田首相はロシアのウクライナ侵攻、物価高騰、拉致問題、、賃金の引き上げ、農水産業の成長産業化などについて話した。物価の高騰に対して給食費の支援や公共料金の支援に充ててもらう1兆円の予算を用意し、さらに1兆円の上乗せも考え、「5.5兆円の予備費を国が用意して万全の価格高騰対策を進めていく」と話した。
新潟県はものづくりの本場で4月7日に燕三条地域を視察したことにもふれ、「ものづくり伝統に基盤を置く新潟の経済。中小企業の資金繰りや新しい分野への進出をしっかり支えていく経済政策を進めていく」。
そのうえで、「こうした課題を乗り越えて日本、新潟の未来を切りひらいていくのはできる政党はどの政党なのか、できる候補者はどの候補者なのか、これをこの参院選で皆さんに選び取っていただなければならない」と支援を求めた。